今日は、買い物デー。
アンティグアでは、グアテマラらしい派手な織物で作った民芸品が、市場や路上など至る所で売られています。
もともと、こうゆう民芸品売り場を見て周るのは好きなんですが、長期旅行となるとどうしても荷物が増えることを嫌って、買う事をためらってしまいます。
…が、明後日、日本に帰る僕にはそんな悩みなんてありません。
うし、今日は思う存分買うぞー。
と言うわけで、昨日下調べしておいた相場を元に値下げ交渉を開始。
このやり取りがけっこう面白くて、値下げ交渉が終わった後には、なぜか店のおっちゃん、おばちゃんと仲良くなってたりするんです。
今日のお目当ては、そう。
ハンモック。
旅行中当たり前のように宿や民家にぶら下がっていたあれが、どうしても日本のマイホームにも欲しかった。
どこに吊るすんだよなんて野暮な事は、買った後にでも考えましょう。
下調べの結果、大体の相場は400ケツァール。
日本円にするとおよそ4000円です。
言い値の半額くらいで買いたいなぁ。
値下げのコツは、どうしても売りたそうな土産物屋を探すこと。
向こうが『いくらなら買う?』みたいな事を言ってくるので、最初は相手の言い値の半額かそれ以下を伝える。
見込みがなければ、『それじゃぁ売れないわ』とあしらわれて終わりになる。
相手がどうしても売りたければ、僕が帰ろうとするのを何度でも引き止めて、『いくらなら買う??』と聞いてくるハズなので、こっちはあくまでも最初の言い値を頑固に伝えていく。
注意点は、『この値段じゃないと買わん』というスタンスでいるのではなくて、おっちゃんの周りの人を含めて冗談を交えながらコミュニケーションを取っていくことが成功への道だ。
『まぁ、こいつならこの値段で売ってやってもいいか』と思わせたら、こっちのもん。
そんなこんなで実際は途中からもう買う気なんて無くなって、本気で店を出ようとしてたんだけど、もう帰る、もう帰るを繰り返してたら400ケツァールのハンモックを200ケツァールまで下げてもらえることに成功!
しかも、ちょっと高級な支え木まで付けてくれた!
まさかこの値段で買えるなんて思ってなかったから、手持ちのお金そんなに持ってないよ、おっちゃん。
ちょっとATMで金おろしてくるから待っててね、と店を出ようとする。
するとおっちゃん、せっかくの客を逃がしてたまるかと、ATMまで僕に付いてくるらしい。
いやいや、逃げないよ、こんな破格なのに(^-^;)
その道中。
『このハンモックはなぁ、洗濯しても色落ちしないんだ、ほらこのとおり』
おっちゃん、自分のつば付けてハンモックをごしごし。
いやいや、汚いからやめろって。
『このハンモックはなぁ、うちの90にもなるお袋の手作りなんだ。だからほら、このとおり』
おっちゃん、またもつばを付けてごしごし。
こっちがにこにこ笑顔で〝やめろ〟アピールをしているのに、おっちゃんは何度となく色落ちしませんアピールをしてくる。
おいおい、ATMに着く前にこのハンモックがおっちゃんのつばだらけになっちまうぞ。
そんなやり取りを繰り返しながら、ATMでお金を下ろし、銀行前でお支払い。
念願のハンモック。
にしし、シヤワセだぁ~。